簡体中国語  |  繁体中国語  |  ENGLISH  |  日本語  

 See you at eMEX 2010 
 
 
 
 
 


東レ,有機薄膜太陽電池で世界最高レベルの変換効率5.5%を達成---ドナー材料を独自開発

東レは,有機薄膜太陽電池の中核材料であるポリマー系ドナー材料を開発し,有機薄膜太陽電池で5.5%の変換効率を実現した。これまで学会で報告された最高変換効率は5.15%だったという。2015年ころまでに変換効率7%の有機薄膜太陽電池の実用化を目指して材料性能を向上させる。

 同ドナー材料は,アクセプター材料とのエネルギ差を高める構造をポリマー骨格に導入することで,約1Vの高い開放電圧を実現した。加えて,最適な発電層構造の形成を可能にする置換基を導入して,短絡電流と電圧を高いレベルで両立させている。これらにより,有機薄膜太陽電池では世界最高レベルの変換効率5.5%を達成できたという。さらに,実用耐久性に影響する酸化に対しては,安定した分子構造なので大気中に長期間保管しても性能が劣化しないとする。

 なお,同研究成果は,2009年3月30日~4月2日開催の春季応用物理学関係連合講演会で発表する予定。

前へ     次へ     産業ニュースに戻る